娘と夫と三人でお好み焼きを食べに。
この子がいることで、随分と気持ちが晴れやかになる。ありがたい。21年前の自分を「よくやった!」と労ってやりたい。
今日は二番目、明日は、一番上の姉が病院に詰めているそうで今日と明日は「いかなくていいからね」というメールにしたがって仕事後直帰。
娘が借りてきた「トランス・アメリカ」なる映画を途中まで見て就寝。
朝、続きを見る。予想外に、暗いトーンの映画だった。女装父とその息子とのロードムービー。終わり方、中途半端だし。
次女Yに群馬から送られてきた米と、食品、カーディガンなどを送り、灯油ポリタンク3個と娘をE市まで送り届け回転寿司食べて帰宅。車中「季刊プリンツ21」という雑誌の角田光代特集を堪能。好きなミュージシャンのところ、あの忌野清志郎を筆頭に、サンボマスターなんかも名を挙げられていた。ある種の感動。それにしても、見事にどの作品も詳細を覚えてない自分。慄然とする。一から全部読み直したい。この機会に仕事辞めるのもいいかも。ブックオフでカイジ探し。なくて赤瀬川原平と永六輔購入。
帰宅後、ネット通販にて買い求めた母用の特大紙おむつが届いたため運転して病院まで。
眠っているので、しばらく母の顔を見ていた。寝息は楽そうではなかったが、それでも眠れる間は寝かせてやりたいと思ってジッと待っていた。
耳が聞こえないので「たいくつしないかい?」とアンパンマンボードに書いて見せると、
「退屈だったって、仕方ない!自分の不徳の致すところです」
と、悟ったような投げやりなようなことを言う。ちょっとだけ母が好きになった。
まぁ、頭の方は、まだしっかりしているようだ。向かい側の白髪のお婆さんは、手袋をはめられ、ベッドに繋がれている。時折、切ない声を出すので、気に掛かる。どうしたんですか?と声をかけると
「あのね、そっちに入りたいの」とベッドの外を指す。「ああ。出たいですよねぇ。でも、落ちると怪我するから、ちゃんと横になったらいいですよ。というと素直に枕に頭を下ろした。しかし、3分後には
「おかあさああん!おかあさああん!」
と、助けを求めておられた。
80を越えても
「おかあさん!」にすがりたいものなのだな。
帰り道、安いスタンドにて給油、灯油もポリタンに3個。87円/?だった。
写真は最後に食べた意外にいける「エビアボ」