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日々のタワゴト                  

様方のモンダイ 



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郵便局ルールでは「○○様方○○様」という宛名書きの郵便があったときは、ファイルに名前があろうがなかろうが、その家に配達する。という決まり事がある。しかし、これが一般的に浸透しているかは甚だ疑問だ。今日も、少し迷う郵便があった。

あきらかにこの家にこの人は住んでいない。と分かる郵便を配達するのは気が引ける。

たとえば、おそらくこの夫婦は離婚して、そして子どもたちはお母さんと一緒に別の家に住んでいる。と、分かっている。

郵便は、その家の子ども宛。しかし、宛名は、そこに一人で住んでいるお父さんの名前「様方」○○(娘)様。ルールに従うとこれは、配達の対象。

だけど、そんなのはおかしいとおもうがなぁ。いつまでも、別れてしまった子どもや夫や妻の名前をあえてたびたび見たい人間なんぞいないだろう。

読了本:「真実真正日記」/うーーーむ。こーゆーの、好きな人は好きなのだろうなぁ。とは思うけど、このノリについてはゆけず。年か。

「もしもし、運命の人ですが」/なんといっても、穂村氏の情けない男っぷりは秀逸。わたしは引くけど。

要は、自意識過剰。こういうチマチマした男はどうも駄目だ。だけど、天下国家という社会の重大事のみを関心の対象とする男性的人生は、「豊かにするのが至難の業」。と思う。日常の細部における「たぶんどうでもいいこと」を斟酌するのこそ楽しさの奥義。そーゆー意味では、穂村氏は、汲んでも汲んでも尽きぬ泉の脈を掘り当てえたようなものだ。なんせネタは自分。

夜、教育TVでジェンダーのモンダイを抱えた人たちの番組を見た。

本:『チチ、カエル』失踪した父が、ある日突然帰ってきた!チチ、カエル。 (徳間文庫)

女の格好をして。おもろ。