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日々のタワゴト                  

▼10/2〜10/4



おくりびと」は良い映画だった。広末涼子の良妻ぶりだけは、どこかでウソついてる感じがなきにしもあらず、だったが、山崎努余貴美子吉行和子・笹野 らは、皆、実に見事。

こども時代に父と交わした「石文」の話は、とても詩的で叙情的な風習に思えた。いつかタイセツな誰かに思いを込めて贈ってみようか。私がやったらブキミなだけだろうが。

混んでいて前から二列目の席だったので、上映が終わって振り向くと九分九厘がオバサンかオバアサンでものすごーく怖かった。

本:『君は永遠にそいつらより若い』読了。

うーむ。22歳・身長175センチ・「女の童貞」の主人公ホリガイの奇妙な魅力にじわじわとヤラレタ。もうちと読んで見なきゃ分からないし万人向けじゃない気がするが、あたしゃ、この作家ソウトウ好きかも。枕元の壁にグラビアをピンアップしてるエピソードを読んで、密かに笑った。高校生の頃、たまたま読んだ雑誌の夏木マリの小さな黄色いセミヌードを冗談半分でコルクボードに貼り付けて、父に「なんだこりゃあ。。」と云われたことを思い出したのだ。

ともかく、この人のは未読がたくさんあるので嬉しい。ほくほくしてる。

君は永遠にそいつらより若い

『ラジ&ピース』読み始め。こりゃまた冴えない女の話じゃないか!はははは。と、冴えないオバサンが虚無的に笑う。嗤う。