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日々のタワゴト                  

▼ここのところ



昨日は大口 会の飲み会。隙間時間に打った(結局隙間ではおさまらなくって往生したんだが)パチンコで34400勝利。飲み会は、たいそう盛り上がった。かに食べて、パチンコの続きをして、焼き鳥食べて・ボーリングして、カラオケ行って、帰宅は、なんと5時近かった。

10時過ぎに目覚めグズグズと布団の中で本を読む。11時近くにやっと起きて主婦の真似事をする。トーキング ウィズ 松尾堂 「父とオヤジについて語る」を聴きながら冷蔵庫の整理やら、夕飯用のカレーを作ったり。テーマは「父とオヤジについて語る」ゲストは北原亞以子と、おやじミュージシャン…藤岡藤巻。【司会】松尾 貴史。この番組は構成作家が良いのかなんとなく趣味がよい。ガチャガチャしていなくて好きだ。

「時代小説は人の感情をシンプルに描きやすい」というあたりに深く頷く。なるほど。卵が先か鶏が先か、知らないが、現代人は複雑すぎる。ちょっと簡単には言い切れない屈託が我々の中には渦巻いている(と、考えがちだ)。山田太一男たちの旅路」「ふぞろいなリンゴたち」以来、「・・・・・・」とか「そうなんだけど、でも一概にそうも言い切れなくて・・・」というような、まどろっこいしぃ感情を持ち始めてしまったのかもしれない。鬱・鬱・鬱!と、いろんなところで鬱が蔓延しているらしき傾向も、事実なんだろうが解せない。そういうことに「名を与えた」のが良くなかったのか。自分もそこんとこ、もっとバッサリ自分を切った方が良くはないか!?と、思う。藤岡藤巻という人たちの歌も、なんか昔のメッセージフォークを彷彿とさせて良かった。

自分の体が弱っていたからか、すまんよオロカな妻を大事にしてくれて・・・と、夫をいとしく思った夕まぐれでもあった。

本:『タイム屋文庫』なかなか好みの話だった。この人の性愛に関するふんわりとした考え方も好ましく思われた。

角田光代『トリップ』あまり後味の良くない人々の生活の断面が巧いこと描かれている気がした。解説にあったように、この作家がより深いところに分け入って行ったかに思われるターニングポイントとして重要な作品集かもしれない。

トリップ (光文社文庫)

夫婦一年生 (shogakukan paperbacks)

クンクン。朝倉かすみの新作、傑作くさい気がする。今日あたり、もう書店に出ていたようなのに、忘れていた。しっぱい。