一昨日の朝、仕事へ行こうと表に出ると車がすごいことになっていた。
一面に鳥のフンをまき散らしたかのような点々がついている。バイクも同様。
いったいこれはなんなのか・・・。
そう思いながら、スクーターのシートだけ、くるくると拭いてまたがり、出掛けた。
夜になると、すっかり忘れていた。
昨日、仕事から帰ってきて惨状を思い出した。
水洗いして、石鹸で洗って、特殊な磨き粉でみがいた。屋根にも登った。ちょっと怖かった。
白い車というのは、小さなシミがあちこちにつくもので、そいつらを一つひとつきゅるきゅると消していった。
普段全くそういうことをしないのに、一度やり出すと止まらない。
いつまでもきゅるきゅるしているうちに夫が帰ってきた。
「いったいそれは何がついたの!?」と、切れ気味に言ってきた。
「わかりません」
ともかく、一応きれいにはなった。
「明日の朝、起きてまたついていたら怖いね」と話した。
トコロさんの新体操部を見て、すげーすげーと思って、ガッテン!みているうちに眠っていた。