早起きして『四度目の氷河期』ラストを読む。
この人、ホント上手いなぁ。どこから物語は湧いてくるのか。物語泉の脈のようなものを、生まれもって持っている人というのがいるのだろうか。「自分はクロマニヨン人の遺伝子を持つ子供なのだ」と信じる男の話なんて、思いつくのがどうかしてる。人は、それを才能と呼ぶ。
病院へ。来週から仕事へ行ける。(と、いうのか行かねばならない、というのか)
楽しみにしていた「最高の人生の見つけ方」。・・・なのに眠ってしまう。過剰反応をするうるさい男が一人いて、とても苛ついた。そこは笑うとこじゃねぇだろう。というところでガハガハ笑ったり「おー!」とか叫んだり、甚だ迷惑。あの回に見た人全員八割引にして欲しい。娘他、泣いている人々多々。もう一度見ねばなるまい。
川本三郎『向田邦子と昭和の東京』購入。買ってすぐに読み始める。
帰宅して、夫が昨日採ってきたタケノコとコンニャク、鶏肉を炒り煮。
ほっけを三枚おろししてあったもの(釣り人お父さん)をムニエルに。カレー味が好評。かぼちゃ団子汁も美味しい。
ブックレビューの録画を見ると、荻原浩が出ていた。顔に×のラインがあって(眉とほうれい線が)思わず似顔を書いてみた。なかなか似ている。
なんとなく寝付かれない。ぼんやりと、来週からの仕事への不安。向田ドラマやエッセイのなかの昭和をクルクルと幻灯でみるように、本を読み終える。
『たぬきの掌』読み始め。ふむ。いい話だ。