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日々のタワゴト                  

2008-03-09



▼3/5 

帰り際、課長に呼ばれ、査定の結果を聞かされる。アッと驚くことに、その金額は、ほとんどフリダシニモドルもの。そりゃないぜベイベー。ガックリ来ながら、イチオウ、申し開き、いや自己アピール(?)してみた。評価の差し戻し、というか事情の確認をしてみるとのことだった。ショックで、日報を出すのと、超過勤務をつけてもらうのを忘れ、駐車場から職場に戻る。

▼3/6

休日。終日、ルパン。夕方過ぎまでで、やっと元を取る。が、最後の出来心が全てを失わせる。嗚呼。

▼3/7 

K卒業の日。晴天。昨夜は2時まで眠れずにいた。隣の人が5時前に目覚めてモゾモゾするが、起きるものかと粘る。しかし、着付けのために家を出る娘に声を掛けて、起きる。

式には、Yも連れてゆく。袴のK・制服のYを共に写真に納めておこうと。

式の始まるギリギリまで卒業制作展を見る。

プレ展には、行かなかった作品も、随分面白いものもあった。

式は、いつもの、この学校の雰囲気の味わい納め。

国家の独唱があり、日の丸はなく、校歌がないので校歌斉唱もなく、20数名の有志による合唱があった。「この星に生まれて」という歌。作詞はここの学生、作曲は先生。

卒業証書授与は、Yの高校に比べるとゆったりと。目を引いたのは、派手なタンクトップにジーンズの女の子と。中世の騎士のような衣装の縦ロールの男の子。彼は元々スカートも身につける人で卒業制作も、和田エミが作る映画の衣装のような作品だった。だから、たぶんアレも自作だったのでは・・・と思う。素晴らしい。

昨日、娘が持ち帰ったアルバムのオマケしおりにあったK島先生引用したことばを思い出す。それは、香月泰男が弟子に贈った言葉


がむしゃらに頑張られたし

くいない仕事をせられたし

したいことを遠慮なしにやられたし

(衛藤和行に宛てて)

を、思い起こさせた。

「したいことを遠慮なしに」!イイ言葉だと思う。

帰宅して前期試験の結果を確認してみると、やはり×だった。あとは、B大からの連絡と後期試験にゆだねるのみ。

▼3/8 土

今日も「がむしゃらに」頑張ってきた。そして、再び課長に呼ばれる。幸いにして前回のは間違いであった。無事に110円UP。助かった。あのままなら辞めてしまおう考えていた。夫が迎えに来るはずだったのだが、Kの部屋の鍵引き渡しが、向こうの都合で遅くなったために、まだE市にいるとメールが入る。そうか・・・久しぶりにバスで帰るか。。。と歩き始めた。

気温があたたかく、しかも、まだ日が高いので、ついつい一駅(というか一停留所か)歩くか・・・と思って歩を進めていた。たぶん昨日から読んでいる南伸坊の本の影響。イチオウ、どのバス停でも時刻を確認するのだが、どうもバスの時刻が上手く合わないので、どんどん歩くはめに。最終的には、我が家のスグ近所のスーパーで家族の車と、待ち合わせ。1時間15分歩いた。尻痛かった。ラスト焼き肉。奮発したお肉がタイソウ美味かった。

▼3/9 日

引越。とは云っても、家財道具をほとんど所有していない人なので、さほどすることもない。業者さんの搬入待ち。まめまめしく働く夫に、またも感心する。

調味料類、足りなかったカーテン、そして細々したものや食品など、意外に出費は止まらない。だんだん時間も押してきたので、Kの家で、夕飯も食べて帰ってきた。Yは、そのまま宿泊。

帰り道、とても淋しくなる。

帰宅して、夫は、また仕事の文書作りを始めたし、麦酒飲みつつダッシュ村の校歌を体育館床に刻む蓄音の試みと日曜美術館。大阪のキリンなんとかホール閉館に際して今までの代表的な展覧会他の紹介など。大阪の雑踏のど真ん中という面白い立地の美術館だし、構えないで、スルンと人の気持ちに入ってゆく現代美術って大事だよなと思う。知らず知らずにフツーの人の目に触れてしまい、そこで、なんらかの化学反応が起きるとしたらすてきだ。