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日々のタワゴト                  

2008-02-19




あのころ、先生がいた。 (よりみちパン!セ 31)

あのころ、先生がいた。 (よりみちパン!セ 31)

▼2/17〜18

K卒業式用に借りた袴写真の前撮り

(費用はヘア着付け写真2枚混みで¥52000−)

着物が色の濃いピンクで、正直あまり好きじゃなかったのだが、着付けした姿を見てみるとよく似合っていた。

その後は、卒業制作プレ展を見る。むすめの作品は入口から入って最初の位置だった。

洋間にも日本間にも合う「欄間」という作品や、カエルをモチーフとして6種の布をデザインしたテキスタイル、白いシカの首などを使ったディスプレイなどが、私の個人的ベスト3。でも、建築のモデルだとか、パソコンを寝ながら壁や天井に映し操作できる装置なんかも、レベルが高そうだった。「工業デザイン科」なのだから、コッチがメインというか。

土曜日から、非常に冴えない。自分を鼓舞したりなだめたりしながら、だましだまし息をしている。

たまたま、昨日の朝、いつもと違うバッグを下げていったらS君に「旅人みたいですね」と、声を掛けられ「うん。さすらおうかと思ってさ・・・」と答えたが、本当にそんな気分。

伊藤比呂美『あのころ先生がいた。』(理論社)了。先生との思い出各種。さまざまなエピソードが面白い。が、それよりも・・・こういう何人かの人(や本)を描く形式の本って、対象を語っていながら、最終的には語っている側が浮き出てくるところがおもしろいと思う。やっぱり感覚的に好きなヒト。

山本文緒『そして私は一人になった』(角川文庫)了。図書館で探して読んだkkベストセラーズの黒い初版を思い出す。12年前の本だけど、根本的なところは、きっと変わってはいないんだな・・・というのも思った。「一人」でいても、「他人」と関わったり意識したりせずに生きることは困難なんだ。本当の意味で『「ひとり」になる』ってこと、修行僧にでもならねば難しいのか。わたしも、一人になってみたい。たぶん、たちまち泣くけど。

TM瞑想のことをよしもとばななが触れていたのを読んで、習いに行ったときのことを思い出してしまった。夢に見た。

万人日記も終わるし「日々ごはん」も2月一ぱいで終わる。娘たちも卒業だし。

またまた、さすらい気質がにょろにょろと出てきた。