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日々のタワゴト                  

元旦



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七時出勤。夫も無事に明け方帰宅したので職場まで送ってもらう。流石に元旦の早朝。車がほとんどいない。

出勤簿に印を押そうとしてシャチハタが消えた事に気付く。なぜだ!?昨日超過勤務記録簿に押印して帰ったのだから絶対にあるはず。と隅から隅まで探しても見つからず。これがなくては車のキーも借りられず、どうにもならない。Kに作っておいた新しいシャチハタを持ってきてくれるよう夫にお願いする。

まずは賀状のファイバーを積む。きちんと配達順で準備したつもりなのだが、重ねなければ入りきらないため考え考えやっと積み終わる。夫も、もう来る頃だろうと思ったが間に合わず。

最初の配達先に向かう。気がつくとメールが来ていて夫は到着していたのだが地下車庫にいたため電波が通じなかった模様。賀状を配達しているマンションまで来てくれて無事に受け取る。

一軒一軒、輪ゴムで留めた束をバラバラバラと確認作業をしながら配達。結構コダテの間違いがある。7時半近くから配達に出て、23個目のマンションを配り終えたのが11:45。

久しぶりに女子休憩室でお弁当を食べながら、それぞれのお正月について話したり「振り袖」や「袴」の話や、出産の話まで。

午後は通常郵便物(これを郵便用語ではツにアクセントを置いてツージョウと呼ぶ)の配達。3時半戻り、また年賀コダテ。本日は久しぶりに6時で終了。

迎えに来てもらった夫と買い物をしてスキヤキお刺身(どちらも半額シールの貼られた物)フルーツ他。倶知安で買ってきてくれたジュースのようなワインで、とりあえず乾杯。今年もよろしくお願いします。と挨拶。賀状を眺める。それにしても「あて所」で戻ってくる年賀状というものはマヌケだ。気の利いたふざけたコメントが書いてあったりすると、わびしさもひとしお。

さてさて今年は、どんな一年になるのだろう。

そういえば毎年楽しみにしている今年のO先生の年賀状は

「16世紀初めに作られたパリ近郊の聖堂には、とあるレリーフがある。5匹の鼠が十字架の下についている大きな球を囓っている様が非常に暗示的であった」というようなこと。「駒隙のごとき時の流れを忙しく過ごすことになるでしょう」ということ。庭の菊「もってのほか」の花弁が今までになく大きかったこと。などが書かれていた。

滋味のある先生の文章は必ず何度も読み返して味わってしまう。これは、もはや私の恒例行事となっている。

とりあえず連続勤務が4日まで続く。蓄積疲労も鰻登り。はたして十連勤耐えられるのか。なまけものにはつらいシフトだ。明日は、夫と出かけて映画と食事の予定。