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日々のタワゴト                  



▼10/29 月

仕事は超忙しかった。午前中は配達に出ず、昼休みも返上でコダテ。そして、一時半近くに出て、雨の中配達。戻りは4時20分。帰ってしまおうか迷ったが、事故処理に残って5:45退社。

STVホールに向かう。お昼抜きなので、コンビニでソーセージマン購入。私が着いたときには、すでに9割方席が埋まっていた。そして最終的には満席に。試写会への応募は1万通だったそうだ。やっぱ、私は最高にツイテいるのか?

試写会には、監督・吉岡秀隆・エグゼクティブプロデューサー(昭和の映画を撮ろうと発案した人)が来ていて驚いた。へえ。そうだったんだ。よしおかくんは「ただいまー」と言った。その照れたうれしはずかし的笑顔サイコウ。実は、この映画、最初は、監督を始めみんなに反対された企画だったそうだ。「だれがみるの?」とみんなが言ったそーだ。そこをプロデューサーアベ氏が説得して制作にこぎつけたと。一作目の大ヒットで気をよくして、アベさんは、「こだまを出せ」「羽田を出せ」と、言いたい放題で、それらを出す必然性を作るのが大変だったんですよとのこと。エンドロール画面用のベー独楽にみんなが夢中になっていて、監督も吉岡君も、撮影の合間にも隙を見てはベーゴマをヤスリで削っていたとか。ベーゴマしに行って、合間に映画を撮っていた。とかなんか、とても良い現場だったんだろうなぁ、というほのぼのとしたムード。十数億円の予算が掛かった映画をタダで見ちゃうんですから、最低5人には宣伝するように、いや10人には・・・とのことだった。

涙は3滴こぼれた。

上映が終わると拍手がわーっと湧き起こったのもどこか昭和的現象だった。

小雨の降る中、テレビ塔の方向に歩く。さっき画面で見た東京タワーにそっくり。キレイだった。