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日々のタワゴト                  

地味な日曜



▼10/28 

5時前に起きた。日記を書いているうちに夫も起きてきて、そして気が付くと、もう釣りに出掛けていた。あらま、行っちゃったか。と、思う。「あしたは5時に出るよ」と、釣りに行くことは聞いていたが・・・。録画してあったETVの日本のSF創生期からの番組を見た。少年ドラマシリーズウルトラQ等にSF作家達が関わっていた事など。どちらかといえば、お宅っぽい作家らの中で筒井康隆だけがオシャレ。製薬会社ボンボン星新一も、割とスカッとしていた。冷凍してあった栗ご飯と納豆、チキンラーメンミニカップを食べた

そしてYも起きてきて「ボクらの時代」を見た。もうじき始まる女子バレーの宣伝を兼ねてか中田久美×吉原知子×竹下佳江。全日本バレーのキャプテンを務めた3人だった。竹下は、いつ見てもとても冷静な人という印象を受ける。中田の懐古的な発言が続き、あんた自分の立ち位置考えて現在進行形で闘っている竹下の話を引き出してやらなきゃダメじゃないか。と、感じる。吉原も割と控えめだった。ブックレビュー流しながら、どんどこ片付けなど始める。Kも起きてきてYと二人してお風呂に入ってしまった。授業料の払い込み用紙を徹底捜索。だが見つからず。

Kはともだちと町に出掛けた。

STVラジオを聞いていたら唐突に佐々木好の「こころのうちが わかればいいのに」が掛かった。とてもきゅーんと懐かしかった。彼女の歌は北の海のように暗くて静かで、なのに激しい。たった一度、小樽の海猫屋でライブを聞いたときのことが思い起こされる。静かなMCを聴衆が温かく見守りながらときどきくすくす笑いが漏れたり、暖かいライブだった。たしか私は小さな小さな花束をあげた気がする。ラジオでは、みのやさんが彼女の人見知り振りのエピソードを聞かせてくれた。同じ事務所だったらしく、会議で集まっているのに入り口の外にぽつんと立っていて「はいんな」というと「わたし、ここでいいんです」って言っていた。と、みのやさんの言うとおり、今も何処かで歌っていてくれたらいいと思う。

続けて神田山陽聞きつつ札幌市の図書館の検索。新しいDVDなんかあるかなと視聴覚教材調べて、「SAWADA」(?)と、思っていたとこで、ラジオでも山陽さんが沢田教一のことを語り始めたのだった。ナニ!?できすぎた偶然。これは、是非見てみよう。

昼は、あんかけそうめん。あんは美味しくできたが麺がイマイチねっちりしていた。

NHKFMの松尾貴史のラジオ番組に角田光代が出るようだった。本を読みつつ楽しみに待っていたが、なっかなか登場しなかった。パターンとしてはハカマ満夫の番組と一緒だった。

自分の書いたモノがモトで妊娠か!?と勘違いされて仕事の依頼がやってきて、それで創作で『予定日はジミー・ペイジ』を書くことになったらしい。なんと言っても書くことの話が一番面白い。短編と随筆を読むのが好きだったし、そこが最も文章力をタメされる分野だと思ったのでそこに力を入れていた。でも、今は、もう少し仕事のペースを落として落ち着いて長編に取り組んでみたいと語っていた。長編は扉を叩いてそこにはいっていく感じ。短編は波に飲み込まれる感じと言っていたのも面白かった。自分で『八日目の蝉』について語ったときに、「もう死んでしまったハズのあとに生きていてしまったような人の話」と、本質的ではあっても、やけに抽象的な説明をしたあと、自ら「すっごく面白いですから、是非読んで下さい」と言ったところで爆笑してしまった。いやいや、確かに「すっごく面白かった」けど。もうちょい具体的な新興宗教の話です。ってなことまでは言った方が伝わるのにな、とも思ったり。とにかく、この人は、ベビーフェイスで当たりも柔らかいけれど、なかなかの変人であると思う。大変興味深い。

角田さんオススの吉田修一『悪人』と、『千年の祈り』読まなくっちゃ。悪人千年の祈り (新潮クレスト・ブックス)

女子バレーの番組を、また見て、夕飯の支度。

蓮根のはさみ揚げと、おとんの釣ってきた鯖を竜田揚げしたのと。

「鉄腕ダッシュ」では、ソーズ作りをやっていた。前から、ソーズの原材料を見ては、ふーーん。これらを煮込んでこうなるんだ・・・なんか想像つかないな、とか思っていたが、じつに大変そうだった。そして、もの凄い大量の材料で、手間かけて手間かけて出来上がった量はと言えば、ビンに1/3くらいのもんだった。そろそろソーズが出来そうなところで「ねー、このソースをなににつけて食べると思う?」と、問題提起して娘は「ジャガ芋のコロッケ」と言った。「山羊肉のカツだったりして」とかいいつつ、コロッケで決まりでしょ?と思っていたが、意表をついてお好み焼きだった。そっかー。その手があったか。

コタツが来て以来、一家団欒の時間が多くなったみたい。

今日は、足の指がもげたパターンで爆笑。

そういえば、伊藤比呂美さんが帰国しているらしい。熊本の大学で講義をしたりしたあと、朔太郎賞の授賞式にも出席されるもよう。前橋で伊藤比呂美展もやっていたんだな・・・。