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日々のタワゴト                  

2007-09-12



▼9/11 火

また、とんでもなく早く起きてしまう。たしか3時台か。

『感光生活』読み終える。最も印象に残ったのは思い出せない同級生の依頼で雑誌の原稿を書く話。ありえない想定だけど面白かった。「一点の曇りもなく素晴らしい人格の同性」よりも、すごくダメだったり嫌な部分があったりしながらも得体の知れない魅力に、ひっ捕まれた時の方がぐぐっと引き寄せられるってのは、あるよな気がする。

夫とYを送り出し、昨夜、保険屋さんからの電話のお陰で中断した「情熱大陸大竹伸朗を見ようとしたら、すでに消去されていた。ガッカリ。

遅く起きてきたKとキラキラアフロ。

洗濯・買い物・カルボナーラ作って食べて、Kは就活。本日は隣町の菓子の会社。製品企画・パッケージデザイン・ポップデザイン・ケーキデザインなどをする職種。

Yを迎えに出たらKより「入れ違いに、おとうさんが帰ってきたよ」とメール。

さっきのスパゲティは夫のお腹に収まったか?と思ったが、そういえば弁当があったのだった。

ネットで落葉のことを調べてるので、行ってみる?と、誘い、元の勤務先方面へ。遅くなっても良いように出掛ける前に手羽大根を仕込んでゆく。

藪の中を歩くが、さっぱり。しばらくしてソロソロ帰ろうか?という段になって私が枯れ葉の下に最初の一本を発見。その周辺を夫も探し始め、群れているのを発見。そこから結構な量の落葉キノコが採れた。

1時間半で帰宅したのになかなかの収穫。

夕方Kから連絡。A社の面接をしたM会長が、たいそう気に入ってくれたらしく、早々と内定だという。今月中に、どうか色良い返事をお願いします。とのことだったらしい。バスとJR乗り継ぎで通勤に1時間以上かかるけどなぁ。大きな会社ではない分、色々なことがカタチにしてもらえる可能性は多そうだ。海外にも進出計画中とかで赤丸急上昇かも。とりあえず、2次が決まっている会社を受けてから考えるのでは。

いろいろ土産をもらって帰ってきた。家族で乾杯して夕飯後食べてみた。なかなか美味しい。とりあえずは、ひと安心だ。万一務めるなら部屋借りた方がイイと思おう?とか、気が早い。まず、一年は自宅にいて免許も取って貯金してから考えろと答える。まずまずH弁(もとのバイト先)に行かなくて良くなっていかったいかった。と皆で笑う。

某日記著者のSイトウさんが『とげ抜き。新巣鴨地蔵縁起』がとても良くて、その余韻がいつまでも消えないとのことだったので、またも、ちらと拾い読みしようかな・・・と、開いたが最後。すっかりハマって、また通読している。

この本の独特の紙面びっしりのレイアウトには、最初は「なんで!?」と、ギョッとしたのだった。でも、今思うと、伊藤比呂美の息をも吐かせぬ、この、畳みかけるような文体に、この本の風貌は実に合っているのかもなぁ。とフト思う。