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日々のタワゴト                  

穴を掘る



▼9/4 火

4時に目覚め、床の中で少し本を読んでから起きた。手鍋の底に1.5?くらい水を張り加熱を始める。野菜室から昨日買った1/3個のカボチャ(105円)を出す。種を取り、細かく切る。沸騰した湯に出汁の素、砂糖、醤油、みりん、を入れてから、さっきのカボチャをドコドコドコっと入れた。落としぶたをして中火で加熱。覗くと、まだ火の入りが足りないようなので、極弱火にして更に加熱。

少量の水・酒を沸かしし、塩豚とキャベツの芯を圧力鍋に入れて加熱。あとは・・・、シューマイとミニトマトと、庭のシソと・・・。昨日の残りの春巻きを入れて。

ごはんに梅干しと佃煮海苔添えて完成。夫を送り出し、思い出したようにチバレイのヨーガ。

起きてきたYとふたり、食パンを薄ーくスライスしてホイップを塗り挟んで食べる。珈琲と牛乳。

今日こそは映画に行こうと決めていた。まずは、床屋に行った。先日見た女子マラソンの選手くらいに、短く短く切ってもらうために。

スズキ君とパチ話。もう、すっかり余所の国の話みたい。こどもの進路が決まった時点で賭博場に乗り込むつもりではあるが、今は平和な時間を楽しんでいる。本がいっぱい読めて良いのだ。そしてエヴァの話。実は映画版もチョットみたい。でも見ない。今日は「シッコ」。「シッコ」ってどーゆー意味ですか?って話も。

本当は、もうちょっと切ってみたいんだけどね。というとこで妥協して帰宅。

Kも行くというので、二人でバスに。

「シッコ」は、実に面白かった。泣ける部分もあった。公的に人間が人間を捨てるなんて!と怒りもした。マイケル・ムーアよ、あなたはエライっ!アメリカにだけは住みたくない、とも思った。この人も激しく「本当のこと」を求める同士ではある。

だけど、やっぱり私とは、求める「本当のこと」の種類が違うみたい。自分は、あくまでも「非」社会的人間なのだろう。世界は常に害悪に満ちている。だけど(だから)、人生は自分一人でも楽しむ方法があるし、楽しむべき。と思っている。わたしごときが役に立とうなんて、おこがましいのだ。少なくても「反」ではないから、人畜無害と思って欲しい。(誰にだ?)

高山なおみが 自分は 昔、グラウンドの片隅で一人でジッと穴を掘っているような子どもだったし、華やかで目立つ級友たちに混ぜてもらいたいなんて、考えたこともなかった。そして、今も、それは変わらず、たまたま、その穴掘り(自分の夢中なこと=料理や文章)を誰かが面白いと思ってくれて、それが仕事になってしまった状態だ。と言っていた。この考え方は、私には、とてもしっくり来る。

全編札幌ロケの堺雅人主演「壁男」も見たかったが、またに。買い物をしようかと、某百貨店に赴くも、一階のオシャレな老眼鏡の値段を見て、出鼻をくじかれる。しかも、歴然と店内は老人向け。

娘と別れて、私は路面電車で図書館へ。彼女は書類を取りに学校へ。『日々ごはん7』電車で読み終える。

まず911の棚。なんとなく小池昌代×四元康祐『対詩 詩と生活』/そっか・・・詩を書く人の小説を読もうか・・・と決めて913。平田俊子『二人乗り』/小池昌代『感光生活』/を手に取る。そして、914。これは自宅で検索して調べがついていた高山なおみ『帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。』

今度は911でも俳句・川柳の棚。くだらなめの句会そのものを収録している本ってないかな、と探して、東京やなぎ句会編『友あり駄句あり三十年』。以上一階カウンターにて借りる。『日々ごはん8』も在庫確認していたのだが、かりてから思い出した。今日は車じゃないことを。しかもカバンも袋もないし。

8は、またにしてバス停に向かう。片腕に5冊抱えていると肘が痛くなってきた。

晩ご飯:舞茸ご飯・アブラコ煮付け・カボチャ・大根と油揚げ味噌汁・あんかけイモ餅 他

今日の散財。バス代:200+230 電車170 ウィズユーカード1000 チャコールグレーコンバーズスニーカー4980 ジュース110×2 映画1200 計8000−