■ 日 日 夜 夜 ■

日々のタワゴト                  

君はバラ肉より美しい (霜降り)



▼8/25

なんとなくバシッと決まったかんじの仕事ぶり。ファインプレー賞ではなく、普通にスタンスタンとツボが決まったような。相変わらず、郵便物少なくモノ足りず。元の配達区を少し手伝わせていただく。

事故処理なども華麗にススメ、ああ、やっぱり時間が余ったよ。とほほ。と、思いながら先日来の郵政民営化のお知らせが入ってきたダンボールを黙々と畳む。そして、交換区分の棚に誰ぞが置き去りにした郵便物を区分けして戻ってくると、H木さんが「Sさーん!」と呼んだ。

マンションを増やすというお知らせだった。良かった。とりあえずは5〜6個増やしてくれるらしい。

夫とYの迎え。図書館に寄ろうとしたが土日は5時までというのを思い出し諦める。某自治体の24時間図書館が羨ましい。眠れない夜、コンビニでもなく居酒屋でもなく、街の図書館へ行けば灯りが灯っていて、にっこり微笑む司書さんがいて、人の気配があって、DVDでも本でも楽しめる。札幌じゃ、そんな時代は来ないのか。

本:昨夜買った伊藤文学『 『薔薇族』編集長 』読了。たいへん面白かった。オヤジの遺言で、いや死んではいなかったから家訓とでも言うべきか、人は使うなという方針で、たった一人で編集していたんだな、と、たいしたモンだと思う。しかも、「ノンケ」だというのに。狭くて深いニーズは、きっと他にもヤマほどあるのだろうな。

▼8/26

またも4時起き。トコの中で「テレプシ5巻」読み終え「はぁ〜あ!」と思う。また。6から10もボチボチ読むことになるだろう・・・。しかたなく起きて二階へ。食卓にリング状のババロア型がある。スワッ!Kが過食症か!?しかも仁義を欠いた独り占め?勘弁できねぇ。と、冷蔵庫を開けるとちゃんとあった。良かった。おとんと二人で一切れずつ食べた。ふわふわだし、美味しいんだけど、イマイチ、「だま」というかゼラチンの粒があるかんじ。もう一度ゆるく暖めてふたたび型へ。すっかり空気というか泡立ちが消えてしまった。妥協して冷やし固める。

PCを覗く。もう開き直りだ。あちこち片付けなど始めた頃に下の娘Yも起きてきた。「ミヨリの森、見よ!」というので片手間に見る。最初は、がたがた作業してたんで途中からじっくり見る。

んーーーー。いいのに、全体にしっくり来ない。桜の精の声優があまりに拙いのもスンゴク気に掛かった。もっといるだろ。他に。と、思いながらエンディングを見ると元ちとせがやっていたのであった。テーマソングだけにしておくと良かった。ある種の「神々しさを持つ声」ではあるけど、それは歌声。台詞にコブシ効かせるわけにゃあいかんのじゃけぇ。。。しかも声優フジテレビのアナウンサーばっか。原作やNHKFMのラジオドラマの時の方が良かったっすわ。制作費2億円だそうだけど、そんだけあったら百均の老眼鏡が1904761ケも買えまんがな。(もういいッ!)ああ、クッキリもの見たい。くも遠くも。

更にランウェイ見。今回は花屋にあるものを材料にして洋服の制作。今回も非常に面白かった。チーズトーストと珈琲。終わった頃に、やっと低血圧ガールKも起きてきた。

検索すると、中央図書館には、ないようなので勉強のYを置いて元町図書館まで『日々ごはん』を借りに行く。4・6・7と、角田光代『』・。

そしてスープカレー屋の雑誌の中から吟味し、結局行列店のマジックスパイスに。ヒンドゥ語?で迎えられ、やや面食らう。店員同士の符丁が全て?????

雑誌にも出来るだけ辛い方がココの神髄が味わえるようなことが書いてあったし、メニューを見て(「チキン」の涅槃にしよ)と決めたのだが、土壇場で日和見。覚醒に。

結果、チキンが一番旨味があり美味しかった。夫は角煮カレの涅槃、Kは同じく角煮の瞑想。私は、角煮の甘みが邪魔な気がしたけど。

帰宅してから、『日々ごはん4』を読んでいて涙がぼろぼろ出てきた。それはスイセイが妻高山なおみの美味しいモノを食べて、「おいしいなぁ!料理研究家と結婚して本当に良かったなぁ。」と、いう場面だった。我が家じゃ絶対にありえないもんなぁ。夫婦善哉とかじゃあ、最後に「いつもいつもありがとう。お前のお陰で幸せな一生だった」とか言ってキレイに終わるんだけどな。そんなエンディングは用意されていないだろう。おや?感情過多・・・と、思いながら。どこか不安定なのは生理が近いせいか。。。

※ 「ミヨリの森」今、最初から見直したら、思ったより全然良かった。見逃していた部分が思っていたより随分あったようだ。御免なさい。季節はずれの満開の枝垂れ桜の下で「テンガイコドクってこんな感じ?」っていう場面やら、いくつも良いところが見つかった。すんません。