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日々のタワゴト                  

つめにっきつめつめにっきつめにっき



▼8/21〜8/23■先日、ダリ展に行って感心したことに、この人が1904年生まれだということがあった。なぜ、そんなところに反応するのかと言えば「幸田文」が1904年生まれだからだ。そして1904年という年号は、いたって歴史に弱い自分が覚えている数少ない年号のうちのひとつなのだ。「ひとつくれよ。露に拳固」■食べ物に寄って性質は変わるのじゃないだろうか。という問いから(?)ベジタリアンや肉タリアン・餅タリアンの話にまで食べ物の嗜好性と人間性のカカワリについて。■3700円の立派なウニ丼(バフンウニ)を食べて、ウニという食品のカリスマ性と不思議を考える。まちがいなく美味いけどね。■海で採ったウニをその場で海水で洗って食べる、「あの甘さ」これ以上の味はないのであって、こういう精神で大枚叩いてウニ丼を食すというのは、ウニ丼に失礼かもと懺悔。■あんなに励みにしていたウニが一瞬で終わった無常感にひたり「ああ夏が終わる」と繰り返す中年女性に明日はあるのかって話。■金壱万七千円也のジーンズを履く、そういうキャラじゃない中年女性への羨望?蔑み?非難?しかも近くも遠くも程々に見えるメガネは五万だというし。■新しい制服の試着。全体に軽快さを欠く色やデザイン。ホテルのポーターみたいな金色縦線入りズボン、素材まで薄いジャージのようなピッタリフィットタイプ。やめてよー。ワンサイズ大きめに変更。■H田さん、もちはだ!再確認。どのくらいもちはだかというととなりにひとばんねたら、ふくらんではれつしてぺたーっとくっついてとりこまれそうなくらいです。■しかも気配りスゴイハンパない■我が家の猫も会わずしてトリコ■敵に塩を送るし、塩美味いし。■本:『日々ごはん5』了。山岸涼子舞姫テレプシコーラ4』了。鶴見俊介『鶴見俊介対談集 未来におきたいものは』やっと読了。赤瀬川さんやら、片岡義男奈良美智橋本治なんかとも対談しているのだけれど、全部、我田引水。それらの面白い人の鶴見俊介流の哲学的解釈に終始していて、そこがつまらない。石田千『部屋にて』読み中。