▼8/4〜8/5
親類の若夫婦と5歳児息子テツ襲来。
日曜は、Yは高校生クイズでモエレ沼公園へ。Kは東京へ就職試験に。テツが行くと言えば一緒に空港へ行こうと思っていたが、頑固に「イカナイ。ねこちゃんとあそんでる」と、言い張るので諦めて夫ひとりで行かせる。なんだか慌ただしい。
菓子パンやら、たらこのオニギリやらで朝食。
皆が起きる前に「ボクらの時代」。村上龍・見城徹・坂本龍一。いつぞや読んだ見城氏の本の世界そのまま。なんか自身に自信のある男の集まりだ。それぞれ、素敵だったり素敵じゃなかったり。
起きてきたテツの「ゲキレンジャー」に付き合う。洗濯の合間に「紙鉄砲」の作り方を教えると、喜んで遊んでいる。畳み方がイマイチマスター出来ずに、その都度「たたんで〜」と、やってくる。鉄砲の音を
「ぽん」って言ったね。と言ったら
毎回「いまのは?」と聞く。
「ばすっ」
「ぱしゅ」
「ぱーん」
「ばさっ」
「ぼそ」
など良い日本語トレーニグになった。(わたしの)
紙飛行機の飛ばし方なども教える。
若夫婦が夕方までコンサートを見ている間、私は子守担当。ねずみのコックさん(レミィのレストランだかなんだか。これがなかなか覚えられない)を 見に連れてゆくことにした。
ところが言ってみると既に満席!がっくりして一時間後の「ポケモン」チケット購入。それまでナンカ食べようと誘うがガンコに「あとでポップコーン食べるからいい」という。
そこで本屋に連れてゆく。何か買ってやろうと選ばせていると、戦隊ものやらなにやらどんどん見ているウチに「オレこれにする。」と。「中、見せてごらん」と言っているのに
「いいから、さっさと買えや」みたいなことをぬかしやがった。
「そーゆーことゆーやつに買う本はない」というと
「ぎゃーーーっ」と泣き出した。
店中の客がナニゴト!?と注目。
ひとまず、なだめながら手をひくが
悪たれは止まらず。ばっくり小突く。さらに泣く。まずいまずいと迷惑にならないようになだめる。店外に出てベンチに座り静かに諭す。が、泣きのエネルギーは収まらない。
しまいにゃ「もうかえる」「ままのとこにいく」「えいがみないでかえればいっしょ」「ねこちゃんとあそんでたほうがいい」とか言い出す。をーい!!この、ふたりで2800円もするチケットなげるってかよ。こんこんと言い聞かせ、やっと嗚咽が収まる。
けっきょく、さっきの本を買い、まずポップコーンを買って食べることに。本を見せたが、案の定一回開いたら、もうよみゃあしない。失敗だ。「なーにが、『おれ、カブト好きだからよっ』だよ」カブト虫の図鑑じゃなしに、強制的にポケモン百科でも買えば良かった。それにしても、夏休み中の日曜だし、子連れの多いこと!ハリーだ!ライダーだ!なんだ!かんだ!
約束通り、キャラメルコーンとバターコーンの欲張りセット。テツは、こいつをひたすらパク付きながら沢山の人々がモギられてゆくのをじーーーっと、待っていた。しまいにゃポップコーンは絨毯に直置き。私も抱えてひっくり返すよりは良いかと、諦める。ミヤコハルミばりに、待って、待って、待ってイルノヨ。そしてやっとこ入ることが出来た。
映画は、それなり。ジュリー見てるうちに夜が明けてしまったので、前半は「寝」。途中で目覚めて無理矢理見た。だって1800円だもの。映像も音も美しい。(と、オノレに言い聞かせる)。後半30分くらいは、ひたすらトイレに行きたいいきたい。イケナイ。イケナイ。こいつを置いて行くわけにも行かないし、席は列の真ん中だし。。。と脂汗滲ませながら忍の一字。やっと派手な対決が収束。夢にまで見たトイレにイチモクサン。さっきドンドンされて「まだかい?まだかい?」と言われて懲りたので「テツ終わったら戸をドンドンしないで手洗うトコで待つんだよ」と言い聞かせる。やっぱり戸は叩かれたが、無事にダップン。
地下鉄で「M混まない」という混む駅まで。夫に電話すると来てくれることになった。それを待つ間、テツを退屈させぬよう、紙を探して飛行機を折る。テツはそいつを飛ばしながら犬の子のようにコロコロと飛ばしては拾いに行き、元気に走り回っていた。しかし、こどもってヤツは・・・。
夕方、再び駅側まで二台のクルマで行き、テツを引き渡しバイバイ。
「ねー、Kっちゃんまで送って」と言われ苦笑。
Kも無事に到着して六本木の美術館などを優雅に眺めているとのメール。
おらは疲れただ。
平岸駅ソバの白樺食堂でみそラーメン。うまっ。ゆで卵フリー。でも一個しか食べられず。
Yに連絡すると道予選の決勝まで行ったとのこと。最後の最後で落ちたらしい。それでもオリラジと写真撮ったり、たいそう楽しかったようで、ヨカッタヨカッタ。