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日々のタワゴト                  

イタキモ 



▼8/8 水

そういやぁ、昨日は七夕だったのに、「ろうそくだせ」は来なかったなぁ。

金城一紀『映画編』読了。

どれも味わい深かったのだが、殊に最後の一篇がしみじみ良かった。

最愛の夫を失って元気をなくした祖母のために、ふたりの思い出の映画を上映する会を企画する孫!この設定だけで泣ける。しかも、この人の泣ける話は、どこかスマート。うっとうしくない。たぶん、それは会話のオシャレさによるもの。やや非日常的な比喩があったり、いわば「こしゃく」でさえある。ジュリーの非現実でザーキーな格好良さに通じるかな。このキザの匙加減ってヤツ、個人差があるんだろうな。

1立方メートルの空気にタイする飽和キザ量というのがあって、こいつを越えるともう

「おえ〜〜っぷ」って吐いちゃうのね。けど限度いっぱいまでのキザは、読者を心地よく酔わせる。

憎いね。

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なんて、感じ。

本日は、休日なのでひっさびさにキノへ。なんと今年度キノ手帳を使うのはまだ、2度目。いかに休みの度に勝負に出ていたか。「アヒルと鴨のコインロッカー」

伊坂さんとは、ソリがイマイチって気がして、これも原作は未読。

なのに、意外や意外、面白かった。瑛太の顔と声が好きってのを割り引いても良い映画だったと思う。

給食費を払わない生徒役で金八に出ていた濱田岳が、優しくて気の弱い青年を好演。気になったのは「ブータンの留学生」がUメイトのH間君にクリソツだということ。明日、教えてやんなきゃ。で、ここでも「ザーキー」というか、ちょいとバタ臭い挿話が使われていた。つまり気障な、気の利いた喩え話。

日本語学習中のブータン青年にこれが話せたら日本語楽勝!としてボイスレコーダーに入れた話。


なんか腹立つのに。変なツボ刺激されるよーな。。。つまり、つまりは、ヘンタイなんですな。自分は。イタ気持ちいい。とか、エロカッコイイ。とか、キモかっこわるいとか・・・あ、最後の、これ違った。カラスヤサトシのキャッチコピーだった。ハズカシメを受けつつ興奮!そんなんか?なんか、やーらしーわぁ。