2002/07/04 (Thu) 日付が変わるか変わらないかの頃帰宅した私。
酔った頭ながら、いつも通りにPCに向かい、あちらこちらを放浪。そしてKENJIさんが亡くなられたことを知った。
私が、かつて御世話になっていた万人日記の著者さん。
メールも一度くらい。直接的にはお話したこともないし、お目にかかったこともなかった。
でも、強い印象を残した方だった。
シリトリや、彼の本意ではないのかもしれないけれど、今は、もう残っていない2001年までの日記などまで読み返した。
初期の頃の、印象とは少しずつ変わっているように思えた。日々自分に向かわざるを得ない苦悩が、KENJIさんを崇高にしてしまったのかもしれない。かといってイタズラに沈鬱になることは注意深く避けていらっしゃるようだった。
ご自分のHPの掲示板でもいつもひょうきんに受け答えされていた。彼の美学だと思う。強い方だった。かっこ良い方だった。彼に学びたいと思った。
私たち人間にとっては、それでも、継続的に他者に学ぶことは困難だ。
しかしながら
彼の全てを忘れる去ることはないだろう。彼を知らなかった私と彼を知った私とは、やっぱり少しは違っているだろう。
ありがとうKENJIさん。 合掌