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日々のタワゴト                  

<ふ・る【降る】>



 空から雨・雪などが落ちる。また、涙が落ちる、霜が置くことにもいう。源氏物語幻「雪いたう―・りてまめやかに積りにけり」。源氏物語桐壺「長き夜あかず―・る涙かな」。語「庭の萩原霜―・りて」。「夏の太陽が―・り注ぐ庭」「―・るほどの縁談」(多く「―・って湧く」の形で) 突然に現れる。思いがけず生ずる。