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 日々のタワゴト                  

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“枯れる”が”涸れる”と同源とは知らなかった。「か(離)る」からは魂が離れる。潤いが去る。何かの「力」が去るというイメージも湧き、趣を感じた。

折り返しを過ぎた自分には、老いるというのは今後のテーマでもあります。物体から何かが離れるのが枯れるだとしたら、離れるものは「水分」「心の潤い」「気力」「精神」「感情」など。心がカサカサに乾いた、っていう風なマイナスのニュアンスの「枯れる」。

しかし同時に、老練・円熟・深い味わいなどの意味合いもまた、枯れるという日本語に含まれているのは嬉しいことだ。「過剰な」情熱・けれんみ・野心・感情が、蒸発するように自分から少しずつか(離)るならば、感情のあぶらとり紙も不要。

今後の人生が、また楽しみ…と思う。