土などを除いて穴を作る。「庭を―・る」「井戸を―・る」
地面の下にあるものをさがして取りだす。「いもを―・る」
植物を根ごと取り出す。
《解字》会意兼形声。屈は「尸(しり→うしろ)+出」からなり、後ろに出ること、
つまりくぼむ意を示す会意文字。掘は「手+音符屈」で、穴をあけてくぼみをつくること。
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北海道弁では、(一部東北も使うらしい)ごねる。駄々をこねる。という意味で、
「ゴンボホル」という言葉を使う。深く意味は考えずに使っていた言葉。ところが大学時代、都城出身の友人がウチのオヤジはよー、酒乱の気があってよーすっぐヤマイモホルんだぁ。という。「ん?ヤマイモホル?何それ?」というと鹿児島の渡邊君も使うという。「酔ってくだを巻く人のことを言うんだよ」
そこで初めて「ごんぼ」が牛蒡であることに思い至ったわけだ。山芋はどこまでも
深く掘らなければ採れないことからしつこいことをあらわす。そうすると、ごぼうも
地中深く根を張るものだし、ぐちぐちとしつこいってニュアンスもある。使う年零層はごんぼ掘るのは子ども、山芋掘るのはおじさんだけど。「へえー、そっかー」、
こういう発見はホントに嬉しい。ゴミ箱にシュートしたティッシュがみんごとスタッ!と入った気分。
しかしですよ、こうなると牛蒡・山芋のほかにも全国には「ホニャララを掘る」って言葉があるのじゃないのかな?そんなワクワクが私を捉えるのです。「あ、言う言う…」という方はokka掲示板に教えて下さいましー。 りくりさんの一かけ二かけ…も以前に数え歌のところで、私が誤魔かして歌ったうたで、嬉しかった。そうか。と。関係ないけど「りくり」ってHN回文になっていてイイナ。と思うのです。
一度「おっか」と名乗ったら、今更「さらさ」とか「らいら」何て言われても困るだろうしなぁ。私にとってはいまだに綾丸さんは○―ガンさんだし。でも慣れるんだよね。悠木千穂も樹々希林だし。秋野太作に至っては名前が思い出せないし。・・・・
全く脱線してしまいました。じんちろさんおっか風に書いていただきありがとう。のどやか調べましたぜ。「のどか」に同じ。春 。源氏物語帚木「御とのゐ所も例よりは―なるここちするに」 だって。そうか。
「掘る」に戻って<ねほり‐はほり【根掘り葉掘り】> 根本から枝葉に至るまで、残らず。しつこく。執拗に問いただすさまにいう。「―聞く」なんて言葉もあった。
こうしてみると私は堀り型モグラ型人間らしい。なんか探らなきゃ気がすまないらしいい。あまりよくないかもね。こういう性格。