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 日々のタワゴト                  

<かける【賭ける】>他下一



 かける(掛ける)7−2  負けた者が勝った者に金品を払うことをあらかじめ約束して勝負を行う。賭け事をする。

《意味》

金品を出して、勝った者がそれを得る約束で勝負を争う。かけをする。転じて、いちかばちかでやってみること。

《解字》

 会意兼形声。「貝(財貨)+音符者(集中する、つぎこむ)」。

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 生まれつき賭けることが好きな性格である。

 こどもの頃はパッチ(めんこのこと)が大好きだった。駄菓子屋のくじも物凄く気合を入れてやっていた。軍資金は十円。五円のくじが二回できる。

 ウエハースのお菓子が当たるやつがお気に入り。たしか、一等があたると大きな歯ブラシの形の(なぜだ?)ウエハース。他にも、何が当たるのだったかは忘れたが、薄荷味の舐めると「すか」とか書いてあるくじ。等など。お祭りでは、型抜きや金魚すくいにはまった。

 もっと危険な賭けもやっていた。

 私が小学校に行くには、国道を渡らなければならなかった。信号のない横断歩道を渡る。その時、目をつぶって最後まで渡れたら偉い。というのをやることがあった。これは、誰かと賭けるのではなく、相手は自分だけ。たまに、一人で帰ることがあるとやっていた。もちろん渡り始めは「車は来ないな」と見計らってやるのだが、それでも目をつぶって歩くこと自体かなりのスリルであった。ゾクゾクした。

 今、思えば危険この上ないし、小学生の遊びとしては退廃的過ぎる。何を考えていたんだか・・・。あの頃の自分に遭えるなら、首根っこを捕まえて殴ってやりたい。(そういえば、ピーコも泣いたブルース・ウィルスの『キッド』は是非見たい。)


 今は堅気のおっかさんだが、死ぬまでには何かしら「危険な賭け」に出ることがあるそうな自分が恐ろしくもある。