あなたは「ど」について考えたことがおありか?
「ど」の付く言葉はそう多くない。「ど」は「ドーナツのど」・「ど」は「ドンガバチョのど」というような「ど」ではない。
「ど根性」「どケチ」「どブス」「どチビ」「ど助平」などの「ど」である。今日の「ど」というテーマは、昨日の朝、理由があって思いついたもので辞書をめくら滅法に開いて決めたのではないのです。
季節はずれの初雪の話を書いてから、思いつきで題を決める日と、アトランダムの日とを作ることにしたのです。しかし更新の時間が早いのを忘れていたため、「明日にしよっと」と思って・・・でも、忘れちゃった。
はぁ。
その「ど」にした理由が何か確かにあったのに、その発端が、さっぱり思い出せないのです。・・・・・・・・・・・それはもう良いことにします。
この「ど」は近世には「どう」という形で用いられたらしいです。
“怒”根性・“怒”ケチ・・・怒りが湧くほど酷いということでしょうか。
“度”ブス・“度”チビ(悪かったな)・・・度を超すということでしょうか。
"奴"助平でしょうか。
「ど阿呆」な私が、只今調査中です。
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ど 接頭
(近世以来、関西で)
ののしり卑しめる意を表す。「―阿呆」「―畜生」
その程度が強いことを表す。「―ぎつい」「―まんなか」