他五・来るはずの人や物事を迎えようとして時をすごす。
・ 頼りとする。期待する。よる。「君に―・つところ大なり」「今後の研究に―・つ」
―○待ちに待った ―○待つうちが花 ―○待てば海路の日和ヒヨリあり
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待つことが苦手だ。
××で○○時に・・・と約束した場合、「××に○○時」と自分に言い聞かせなければならないのも嫌だし、それだと何時に家を出てバスに乗って・・・とか車ならこの道を通って時間帯としては混んでいるから・・・とかいう具合に何から何まで気を揉むのが、まずイヤ。
待ち合わせ場所で待っているのも不安でイヤ。大げさなようだが、つい全身全霊で待ってしまうのでくたびれてしまう。唯一書店での待ち合わせならば本に気が行くので負担が少ない。
だから約束は極力しないようにしている。そもそも予定が決まっている状態が嫌いだ。ことに何日・何時から授業参観だとか、家庭訪問で何時に先生が来るとか自分がしたいわけではない予定などが決まっているのは憂鬱だ。
ようするに自分勝手なんだろう。いつでも足の向くまま気の向くままに、過ごしていたいのだろう。
小学校に上がる前もそうだった。「べんきょうってむずかしいの?」「かんじがかけなくてもだいじょうぶなの?」「せんせいってやさしい?」「しらないともだちとすぐなかよくなれる?」等々しつこく姉達を質問攻めにしてうるさがられたものだ。
考えてみると何事に対しても漠然とした不安感がぬぐえないという性格らしい。
太っ腹のようで、泰然自若とした境地になることができない。万一、そう見えることがあるとしたら、その時わたしはブチ切れていて「やけのやんぱち」になっているだけなのです。
ここまで来たら月日が成長させてくれるのを俟つしかないと諦めています。