■ 日 日 夜 夜 ■

日々のタワゴト                  

2007-05-13



▼5/13 日

日曜日なのに早起き。庭の番組を見るともなしに見ながらかたづけやら、朝食など。元婦長さんの作っている癒しのお庭は、バリアフリーで、車いすが入れる位だから、半端なく広い!もう個人の所有するガーデンの範疇を越えている。この庭を見に来た人の最初の感想は、たぶん

「わぁ!きれい!」ではなく

(金持ち!) と、なることだろう。

Yは弓道の昇級試験を受けに行った。日記を書き、ブックレビュー見て、掃除洗濯その他を終えて昼ご飯。インスタントラーメン。サッポロ一番塩味だったか。

そして床屋に送ってもらい散髪。白髪を染めカット。染髪の際。毛穴からじわじわ〜とクスリがシミ、なんともいえぬ痛みが!でも、ここでそういうと洗い流されて数千円が無駄になってしまうじゃないの。と、我慢。最後の最後に確認されて初めて頭皮が痛いと、訴える。染めた人ではなく、下っ端の女の子がアレコレ支持されてシャンプーしていた。髪を切ったのは初めて担当するS木クン。みじっかく!というと、すっごい短いですけど大丈夫ですか?と。うちの母は、もっと短いですけどもね。しかもギャンブラーで。あ、私もパチンカー。と、パチ話で盛り上がり。髪型については、いつものウメさんとはナンカ違う・・・・と思いつつ終了。帰り際シャンプ−した子が大丈夫ですか?と、心配そうだったので、「なんも。かぶれたらスキンヘッドにしてみるし」と、いうと皆爆笑していた。「ココで髪を切ってパチンコに行くとだいたい勝つんです。」と、言った通り二万ほど勝った。久しぶりにZENKAITENも出てカヲルの「うたはいいねぇ・・・」も聞けたし満足。ホントは、まだ出そうで名残惜しかったけど満足。そんなつもりじゃなかったのに結局、タクシーもバスも拾えず往復歩きになってたいした健康的な一日。しかも帰りは雨でずぶぬれ。

夜は、母の日ということで娘らの用意してくれた夕飯。ホッケのフライとヒレカツ・サラダ・スープなど。「○○ちゃん らぶby M.K.Y」と、描かれたケーキも用意されていた。ありがたや。娘も初段に合格したとのことで、めでたしめでたし。


本:月刊シナリオ1月号「長い散歩」の部分を読む。非常に心の痛む話。仕事仕事で家庭を省みず、妻を廃人にしてしまい亡くした老人と、母に虐待された少女が旅をする話。その旅に、不思議な、元ひきこもりの少年も加わったりで、単調さから免れる。悲しい話はスキじゃない。が、心打つ話には、必ず「暗」が包括されているモノでもあるし、やむを得ないのか。奥田瑛二と妻・娘も参加しての「桃山さくら」というペンネームらしい。食卓でディスカッションしつつ練り上げたらしいが、そこがちょいと気にくわなかったりすもする。ただの嫉妬か。

明け方は幸田文全集十八巻拾い読み。「たねを播く」

子どもの頃から絶えず森に入り森を愛していた人が、ある台風を経験し、森の惨劇を目の当たりにして(二度と森にははいらない、そして誰にも入らせたくない)と、誓った。二年後、墓参りに行く気持ちで、再び訪れると倒れた木の幹に針葉樹の若い芽立ちがびっしりと並んでいるのを目にした。そのことを回想し、漏らした言葉

>> 人間の手の入らないところでは自然が手際をみせるものですよねぇ<<

と、いうのに唸る。

「手際をみせる」うむ。